「AndrOSC」を使う


AndrOSCとESP8266 Wroom02を使ってロボット等を操作する方法
先ずは、Playストア等からAndrOSCアプリをダウンロードしてandroid系スマホやタブレットにインストールします。
(AndrOSCアプリは無料で使えますが、気に入ればドネーションも出来ます)
AndrOSCはトルコ人が作られた機能本位のOSCコントロールアプリです。TouchOSCのように機能や
設定が豊富ではないが、PCを使わずにスマホやタブレットで直接、操作画面の編集出来るのが特徴です。

AndrOSCのOSC_PADの操作画面


AndrOSCアプリとWiFiの設定
 スマホ又はタブレットのOSにはiOS系とandroid系があります。私はandroid系のタブレットしか持たないのでandroid系のみの
説明となります。  AndrOSCアプリをダウンロードしてインストール済みであることを前提とします。

①先ず、インストールしたAndrOSCアプリを開くと下のような設定画面が現れます。


②次に1番上のNEWを選択し、右下の+アイコンをタップするとAndrOSCで使える5種類のコントロールが表示されます。


③ここでは、今回使用する1番下のOSC_PADを選択すると下のようなコントロールが表示されます。


④OSC_PADコントロールをタップすると周囲に白い枠が表示されサイズの変更や移動が出来ます。
 アイコンの説明:下の左側からゴミ箱、コピー、設定。右側の左から保存、コントロール部品、編集ロック。


⑤OSC_PADコントロールをタップして中央付近に移動し、左下側右端の設定アイコンをタップすると設定画面が
 開きます。先ず、OSC_PADの大きさをDimensionsのw300とh200をどちらも500に変更して画面の中央付近に置きます。
⑥その下のOSC:Value Changedの/pad $1 $2は受信側SketchのmsgIN.route("/pad", xy);と合わせる必要があるので、
 そのままにして次のOSC X Valueの100.0を127.0に変更、その下のOSC X ValueはOSC Y Valueの文字間違いですが、
 0.0を127.0に、100.0を0.0に変更します。設定が終わればSAVEしてCloseします。
 尚、今回はデフォルトのカラーを使いましたが、下側のカラー設定項目で自由に変更できます。


⑦コントロールの設定が出来たので次にNETWORKを選択し、IP Addressに192.168.4.1と入力、Portに8000と入力、
 その下のConnect On Start UPにチェックし、SAVEしてCLOSEします。


⑧最後に右下左端の保存アイコンを選択して設定ファイルに名前を付けてSAVEします。すると最初の画像の様にOSC_PAD
 コントロールが使えるようになります。

OSCアプリの変更にるWiFiモジュールESP8266 WROOM-02用Sketchの変更
1行変更するだけですが、Sketchのページを用意しました。ここをクリックするとSketchのページが別ページで表示します。

IoTに応用自在
 OSCコントロールアプリとWiFiモジュールESP8266の組み合わせにより、物のインターネットIoTが簡単に実現します。
この仕組みを応用してロボットだけではなく、身の回りの物をインターネット経由で操作が可能となります。
 ここでは、OSC_PADについて説明しましたが、他のBUTTON、TOGGLL、H&V_SLIDERと組み合わせて便利に使えます。
あなたも、簡単なことからIoTに挑戦して下さい。

最後までご覧頂きまして有難うございました。 興味のある皆様の参考になれば幸いです。


by Paradise


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