Pinterestに登録したら毎日色んな情報メールが送られてきますが、私は工作に関連するPinが大好きで 孫のおもちゃ作りのヒントにしています。 先日送られてきた「こんなアイデアはいかがでしょうか?」に3D・CG(コンピュータグラフィックス)を 使ったウエーブ人形が目に留まり、これを実際に木で作ろうと思い立ちました。 図面の設計から木材の加工・彩色・組み立てまでに8日間掛かりましたが、ハンドルを回すとCGと同様に サポーター人形がウエーブをすることを確認しました。 |
一番手間がかかる人形10体分の部品作りですが、同じ部材をたくさん作れるCNCが本領を発揮します。 人形の胴体は厚さ15㎜、幅28㎜、長さ55㎜のヒノキ材をCNCで両面加工して作りました。 数が多い手足は10㎜厚のヒノキ材を切り抜き加工しての作りました。 頭は偶然にホームセンターで見つけたヒノキのアロマ効果用の非球型のを物を使ったが、不揃いが丁度良し 天板後部と腕のアームに連結する部分は針金を使わずにタコ糸に変更し、高さ調整を容易にしました。 |
人形を動かすカムシャフトと縦方向にカムの動きを伝えるリフターなどの加工ですが、私はシャフトに 金属を使わずに8㎜径の木の丸棒を使い、カムには12㎜厚のシナベニヤをCNCで切り抜いて使いました。 カムはウエーブを得るために10個を360度を10等分した36度づつずらしてシャフトに木工ボンドで固定。 CGではリフターのピポット部を一体で描かれてますが、こんなに長い穴をあける道具が無いので、分割式に 変更し、シャフトは3㎜の木の丸棒を使用。また、リフターと人形を支えるロットの支点の位置をカムから ずらしてを端に変更しました。また、ロットには竹製の割りばしを使ってます。 底板と天板は6㎜厚のヒノキ材を使い、左右の軸受けを兼用する側板には10㎜厚のヒノキ材を使用しました ベンチの天板には3㎜厚のアガチス材を前後の目隠し板は3㎜厚のシナベニヤを使用しました。 |
私はサッカー日本代表のサポーターをイメージして人形にはJAPANブルーを塗りました。 他の部材には亜麻仁油を塗布して磨き仕上げのみとしました。 |