ガレージ工房のオーバースライドドアーが重く、高齢の私には開閉が大変なのでギアモータを使ってリモコンで 開閉出来るようにしました。 当初、ネットで探した安価なギアモータを2個使って開閉する予定でしたが、モータのトルクが弱くて下げる時は 何とか動くのですが、上げる時は手を貸さないと無理でした。 そこで邪道ですが、元のモータを少し加工して単なる軸として使い、その後ろにバッテリーが寿命で使わなくなった 充電式ドリルドライバー(7.2V)を連結して使うことにしました。 ギアボックスの出力軸には自転車用の20Tスプロケットコギアをt10アルミ板をCNC加工して作ったハブに組み込み、 自転車のチエン(1本約1.3m)を4本連結して入り口側のスプロケットギアとループしました。 |
入り口側スプロケットギアは自転車の後輪ハブを利用し、スライドレールと車庫の柱を利用して固定しました。 これにより、ベアリングなどの工作が必要なく取り付ける事が出来ました。 |
制御回路はロジックICを組み合わせても作れますが回路を簡単にするため、安価なマイコンArduinoNANOと 通販で買ったリモコンユニットを組み合わせて回路を簡素化の他、リモコンが壊れた時に外部から手動操作が 出来るように防水防塵ボックスに組み込みました。 |
モータ制御リレー電源盤はガレージ内に置き、自動車用の接点容量30Aの5極リレーを2個組み合わせた回転方向 切り替え回路と制御盤と上下のリミットスイッチからの信号を受ける入出力端子を設け、モータ用電源として9V11Aの スイッチング電源を8Vに落とし組み込みました。因みにこのドリルドライバーは8V入力で最大4A流れますが、モータの 起動電流(突入電流)を考慮し、リレーの接点容量に余裕のある製品を使いました。 |