アクリル板で作った船外機 |
この船外機を載せた筏状ボート |
5㎜厚アクリル板をCNCで加工してラジコンボート用の船外機を作りました。 モーターは英国ActionRC社モーターシリーズの小型モーターAction M8 360モーターを縦型に配置し、 動力をユニバーサルジョイント、ドライブシャフトを介し、2対1のベベルギアで減速してプロペラに 伝えます。 スクリュー・プロペラはハボシュ社の金属プロペラ3枚羽40㎜を使用。 モーター電源はノートパソコン用の4800mA/hのリチュームイオンバッテリーを転用。 プロポはオークションで購入した安価なホビーキングの2.4GHz、6chです。 スピードコントロールには英国Mtroniks社製のMtroniks Micro Viper Marine10 を使用。 サーボはホビーキングの1,000円ほどの安価な製品を使用しましたが問題なく動作してます。 この船外機を載せるボートは、ボートと言うよりペットボトルを使った筏状ですが、軽量なのでかなり スピードが出そうです。(ドーム状の屋根を付ける予定です) これを作った目的はオシドリ(野鳥)の生態調査です。臆病なオシドリは人の姿を見ると直ぐに茂みに 隠れてしまいます。 そこで、野鳥に脅威を与えずに野鳥の目線から生態を観察をする方法として ビデオカメラを載せたラジコンボートを考案しました。 当初は、カモの形をしたボートを作る予定でしたが、野鳥の本能から違った鳥に対して威嚇行動をとる ことがあるので、外観を小枝や葉っぱなどでカモフラージュした浮遊ゴミ状とします。浴槽内でテストした画像です。
カモフラージュをしたボート |
池の中央へ向かうラジコンボート |
1)デジカメIXY30Sの動画がハイビジョン撮影では10分が最長なので、リモコンで再撮影が出来るように 改造の準備中です。 2)ボートが軽いので風に流されることへの対策、直進性が良いように改良を加えます。 3)カメラの設定やボートのリモコン操縦に慣れる必要があり、もう少しテストを行います。
次回は実際に水鳥を撮影した動画をお見せする予定です。