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オーディオ関連過去作品 波動スピーカー・二号機

オーディオ
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波動スピーカー1号機に気を良くして2号機です。
 コンセプトは、
1.より小型化
2.外観の向上
3.音質の向上
といったところです。
 小型化についてはスピーカーの選択が先決なので、コイズミ無線の通販からもっとも小型なDAYTON CE40-28P-8(38×28㎜)を選択。
 これを収めるアクリル筐体は今回は本格的にアクリルパイプを加工することにして、アクリル屋ドットコムに発注。
http://www.acry-ya.com/
 外径55㎜、内径51㎜のパイプを長さ150㎜で加工してもらう。送料込で1538円、送料のほうが高い。
 外観については下記を参考にさせていただく。
http://ameblo.jp/masatetu/entry-11130968983.html
 スタンドとスピーカーを取り付ける円板は木製にしたいので、KOIDEとうところにオモチャとしての木製ブロックがあるのでこれを購入。
 問題の音質であるが、このパイプに収まるアンプを自作する自信はないので出来あいのキットを探すことに。
 ケースを決めてから中身を考えるほうが結果的には満足するものが出来あがるのは現役時代の経験からである。
 例によってグーグル検索にお伺いをたてると秋月電子のキットを発見、アンプにはTA1101BというICを使っているそうで、ネット上での評判も良さそう。ただし、MP3などのステレオジャックからの信号で音出しし、さらにボリュームもつけるとなるとかなりの追加工が必要なので多少の不安が残るが他にこれだけ小さな基板もなさそうなのでこれに決定。
2枚目の画像
 いろいろ調べてみると、どうもこの基板、アップルのUSBスピーカーの中に実装されるものだったようで、製品として使えないことが判り、大量にマニア向け市場に流れたもののようです。追加工のほうはネット情報にお世話になりながら完了、とりあえず裸の状態でスピーカーとMP3につないで試聴してみる、一発で音が出る、しかも非常に澄んだ音である、裸状態でこの音なので期待できる。
3枚目の画像
 後は内径51㎜、長さ150㎜の空間にどうやってアンプとスピーカーとボリューム類を収めるかというパズルのような加工になる。老眼と震える手に半田ゴテを握って格闘数時間の後、なんとか完成したのがこの写真。
 低音は望むべくもないがご機嫌な音である、早々に目ざとい孫に持って行かれた。
4枚目の画像

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